MONTH(マンス) エクセル関数の使い方
MONTH(マンス)は、月をシリアル値で返します。
戻り値は1 (月) ~ 12 (月) の範囲の整数となります。
月に月を加算する場合はDATE()形式にすることで13月などは1月になります。
・関数 | MONTH(マンス) | |
・書式 | =MONTH(シリアル値) | |
・内容 | 日付に対応する月を返します。 戻り値は、1 (月) ~ 12 (月) の範囲の整数となります | |
使い方
Excel では、日付を計算するために、日付が一連のシリアル値として処理されます。
MONTH関数は指定された日付やTODAY()などの数値から月だけを表示します。
「年」や「日」など日本語を追記する場合「&」で結合します
例)=MONTH(TODAY())&"月"
結果は11月
例)=YEAR(TODAY())&"年"&MONTH(TODAY())&"月"&DAY(TODAY())&"日"
結果は 2024年11月21日
例)
結果は 令和6年11月21日(木曜日)
サンプル
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A |
B |
C |
D |
E |
F |
1 |
|
|
|
|
2 |
|
日付 |
年 |
月 |
日 |
曜日 |
3 |
|
11月21日 |
2024 |
11 |
21 |
(木曜日) |
4 |
|
11月22日 |
2024 |
11 |
22 |
(金曜日) |
5 |
|
11月23日 |
2024 |
11 |
23 |
(土曜日) |
6 |
|
11月24日 |
2024 |
11 |
24 |
(日曜日) |
7 |
|
11月25日 |
2024 |
11 |
25 |
(月曜日) |
=D3セルの数式はMONTH(B3)で指定した月を出します
注意点(13月14月など12月を超える場合)
月に月を加算する場合は
5月から8か月後は1月ですが
5+8=13月 になってしまいます
5月の中身は
=MONTH(
DATE(2019,5,12)) 結果:5
=
DATE(2019,5,12) 結果:2019/5/12
この5に
8を足さなければ正しい結果が出ません
=MONTH(
DATE(2019,5+8,12)) 結果:1
=
DATE(2019,5+8,12) 結果:2020/1/12
※5や8はセル指定もできます
DATE()で取得していれば上記の方法で加算されますが
TODAY()やセルの日時を参照してる場合はTODAY()やセルの日時を
DATE()形式にすることで上記の方法が使えます
TODAY()の場合
=DATE(YEAR(TODAY()),MONTH(TODAY()),DAY(TODAY()))
8か月後
=DATE(YEAR(TODAY()),MONTH(TODAY())
+8,DAY(TODAY()))
セル参照の場合(セルがD4の時
=DATE(YEAR(D4),MONTH(D4),DAY(D4))
8か月後
=DATE(YEAR(D4),MONTH(D4)
+8,DAY(D4))
※
8はセル指定もできます
MONTHとは関係なく12を超えたら1にしたい場合
2、3カ月足して13月や14月を回避するならば
=IF(A3>12,A3-12,A3)
12を超えた場合12を引いています
この場合加算する月が24を超えると13以上になってしまいます
いくつでも対応させるにはMOD関数を使います
=MOD(A3-1,12)+1
MODは余りを出す関数なので12で割れば余りが出ますが12の倍数が0になってしまいます
元の数字から1を引いてから12で割り、結果に1を足すことで12の倍数も0にはなりません
以上 MONTH(マンス)関数の使い方でした