RAND(ランダム) エクセル関数の使い方
RAND(ランダム)は、0 以上で 1 より小さい乱数を発生させます。ワークシートが再計算されるたびに、新しい乱数が返されます。
・関数 | RAND(ランダム) |
・書式 | =RAND() |
・内容 | 0 以上で 1 より小さい乱数を発生させます。 ワークシートが再計算されるたびに、新しい乱数が返されます。 |
使い方
0~1の数値をランダムで発生しますので
=RAND()*10 とすれば 0~9.999・・
=RAND()*100 とすれば 0~99.999・・ まで発生します
小数点以下を表示しないようにするには
INT()関数を使います
例)=INT(RAND()*100) 0~99までの整数を表示します
50~100など範囲を指定する場合は(注 50~100は51個の数値)
例)=INT(RAND()*51)+50 51個発生させ50足す
サンプル(12行にランダムに順番をつける場合)
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A |
B |
C |
D |
1 |
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2 |
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ここでランダムを発生 |
順番に並び替えます |
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3 |
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=RAND() |
=RANK(B3,$B$3:$B$14) |
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4 |
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=RAND() |
=RANK(B4,$B$3:$B$14) |
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5 |
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=RAND() |
=RANK(B5,$B$3:$B$14) |
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6 |
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=RAND() |
=RANK(B6,$B$3:$B$14) |
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7 |
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=RAND() |
=RANK(B7,$B$3:$B$14) |
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8 |
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=RAND() |
=RANK(B8,$B$3:$B$14) |
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9 |
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=RAND() |
=RANK(B9,$B$3:$B$14) |
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10 |
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=RAND() |
=RANK(B10,$B$3:$B$14) |
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11 |
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=RAND() |
=RANK(B11,$B$3:$B$14) |
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12 |
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=RAND() |
=RANK(B12,$B$3:$B$14) |
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13 |
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=RAND() |
=RANK(B13,$B$3:$B$14) |
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14 |
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=RAND() |
=RANK(B14,$B$3:$B$14) |
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15 |
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・上記サンプルはRAND 関数で 12個ランダム作り順番に並び替えます
RAND 関数で 12個ランダムを出す方法はRAND 関数で 12個ランダムを出す方法は
=INT(RAND()*12)ですが
この方法だと同じ数値が出る場合があるので
=RAND()を12個作って順番をつけます
※結果から見るとランダムに 12個ですが、実際にはランダムに12個の数値を出しているのではなく「12個のランダム数値」に「順位をつける」ことになるので重複がありません。
※順位をつけるには 「
RANK」関数を使います
おまけ
上記例にある
ランダムで50~100など範囲を指定する場合
例)=INT(RAND()*51)+50
新しいエクセルやスプレッドシートでは
RANDBETWEEN(ランダムビトウィーン)関数が使えます
RANDBETWEEN(最小値, 最大値)
=INT(RAND()*51)+50
↓
=RANDBETWEEN(50,100)
上記は同じ結果になります
RAND 関数で以下も追加したのでご覧ください
・
ランダムパスワード生成
・
姓名から作る4桁数字のアルゴリズムパスワード
・
遊:エクセルでポーカーを作ってみる